介護資金を捻出するための一つの方法として「リバースモーゲージ」があります。
介護費用は、介護保険施設に入所した場合、毎月10万円~14万円くらい(住民税課税の場合など)が必要です。有料老人ホームに入居すると毎月30万円(地域、施設により異なる)くらいかかります。安いと言われている介護保険施設に入所した場合でも年間120万円から170万円弱必要です。例えば、80歳(女性)くらいで入所すると約12年(平均余命)で約1440万円から2040万円必要です。
そこで、自宅を担保にして介護施設費用を捻出することができます。仕組みは、保有している住宅を担保に毎月一定額の融資を受けるタイプと一時金としてまとめて受け取るタイプなどがあります。
融資に関する金利は変動金利が主流で、利息のみを返済するタイプと亡くなった時に元利金を一括で返済するタイプがあります。
デメリットは「契約者が長生きをした場合」、「金利が上昇した場合」や、「不動産評価額の低下」があります。
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