相続・遺言・終活

財産管理等委任契約と任意後見契約の違い
相続・遺言・終活 · 2024/10/18
財産管理等委任契約は、判断能力は低下していないが、体が不自由なため自分で銀行等行ったりすることができない場合に備えて、信頼できる人に自分の生活、療養看護や財産管理に関する事務について代理権を与える契約。任意後見契約は、将来認知症などで判断能力が低下した場合に備えて財産管理や身上保護を代理してもらう人を予め選んでおくことのできる契約です。特に高齢者は、財産管理等委任契約と任意後見契約をセットで締結しておくとと安心ではないでしょうか。
お金の終活
相続・遺言・終活 · 2024/09/30
お金の終活は自分のためであり、また、のこされた家族のためにも必要です。まずは、財産をリストアップすることから始まてみましょう。そのときにエンディングノートを活用すると便利です。財産をリストアップしたら、不要なものは解約など整理をし、時価のある資産は時価評価を行います。さらに、年間収支に加え、老後の資金計画を立てるとともに、年間の収支の改善や資産寿命をのばすことも必要です。今後の物価上昇率なども勘案しながら老後の資金計画を適切な間隔で見直すことが必要です。財産おいては、財産の引継ぎの準備をする必要があります。具体的には、相続税の有無や相続税対策、遺言書の作成でトラブルになるリスクを軽減し、家族に迷惑をかけないようにすることで自分自身も安心できるでしょう。

おひとりさま終活!財産管理などどうする?
相続・遺言・終活 · 2024/09/26
おひとりさまの終活においては、特有のリスクがあるのではないでしょうか。終活を進めるなかで、資産の管理、健康管理、人間関係の希薄化などリスクを認識する必要があるでしょう。例えば、資産管理が不十分の場合には、消費者契約などのトラブルなどが発生するかもしれません。健康管理についても、自身の健康に無関心であれば、重大な病気のリスクが高まります。また、人間関係が希薄化した場合には、心理的なサポートが得られないという深刻な問題を引き起こしかねません。財産管理については、遺言書の作成や財産管理等委任契約、任意後見制度の活用、民事信託、死後事務委任契約などを検討して少しずつ前にすすめていくことで精神的な安らぎをかえるのではにでしょうか。それぞれのメリット・デメリットを把握することは重要です。
子どものいない夫婦こそ、老後の生活設計がカギ!
相続・遺言・終活 · 2024/09/21
子どものいない夫婦の場合、老後の生活設計が特に重要です。将来的にどこで暮らし、どのような生活を送りたいのか、具体的なビジョンを早めに整理しておくことが安心につながります。加えて、老後は健康面でのリスクが高まる時期でもあります。加齢に伴い、生活習慣病やさまざまな疾患のリスクが増えるだけでなく、長寿化により認知症を発症する可能性も高くなっています。元気なうちから、これらのリスクを見越して準備を進めることが大切です。 たとえば、次のようなポイントについて事前に対策を講じておくと、老後の不安を軽減できます。財産管理の方法(遺言書や信託など) お墓や葬儀の準備終末期医療や介護施設選びこれらをしっかり計画しておけば、いざというときに自分らしい選択ができ、周囲に迷惑をかける心配も減ります。「将来が不安…でも何から始めればいいかわからない」という方は、ぜひ専門家に相談してみてください。お二人に合った最適なプランを一緒に考えるお手伝いをいたします。

終活で必要な家系図の作成も
相続・遺言・終活 · 2024/09/15
家系図は、人生の終末を迎える準備、すなわち終活において非常に重要な役割を果たします。家系図は先祖をたどるという機能はありますが、子どもや孫への連絡簿としての機能が大きいかもしれません。家系図を作成することによって、将来の不安を軽減する手助けにもなるでしょう。以下、家系図を作成するメリットです。家系図は、血縁関係や親族とのつながりを明確にし、「家族」という概念を視覚的に理解しやすい 家系図をみることによって、子どもや孫などは、万一のときに誰に声を掛けたらよいのかなど非常に助かるツール 家系図を作成する作業によって、家族の構成や関係性が会話の中で自然に理解できるようになり、親子や兄弟間の絆を再確認する機会となる 相続や遺産分割を考えるときに相続人は誰かなど把握できる
終活は何歳から始める?
相続・遺言・終活 · 2024/09/12
終活はできるだけ早い段階、タイミングとしては定年を迎えた65歳くらいからスタートも選択肢の一つになるのではないでしょうか。 終活を始めることによって、心の準備が整い、日々の生活に対してもよりポジティブになるメリットがあります。 また、自分の思いや願いを整理しておくことで、後々のトラブルを避けられます。 さらに、家族にとっては、いざというときに本人の思いや考え方がわかり、大変助かりスムーズにすすめることができ、家族の負担も大幅に軽減されるでしょう。

終活の悩みをエンディングノートで整理を!
相続・遺言・終活 · 2024/09/10
終活を進めることで得られる安心感は、特に子どもがいない夫婦などにおいては、極めて重要な要素です。自分の人生の選択肢や意思をしっかりと整理することにより、残されたパートナーや友人との絆をより強固なものにすることができ、その結果として現れる共有の安心感が何よりも貴重なものだからです。 自己の考えや希望を整理しておくことで、心の余裕を持ち、人生をより豊かに過ごすことができるでしょう。例えば、遺産整理や葬儀の手配など不安が頭をよぎるのではないでしょうか。そのほかにも、ペットを飼っている場合は、ペットのことや、お墓、終末期の医療など多岐にわたるでしょう。
エンディングノート作成ガイド!項目と専門家の助けで完成させるコツ
相続・遺言・終活 · 2024/08/26
エンディングノートは気負わず始めることが大切です! エンディングノートを書きたいと思っても、どこから始めていいか迷う方も多いのではないでしょうか?まずは書きやすい項目から始めてみましょう。 「一人ではなかなか進まない」という方は、エンディングノート作成支援サービスを利用するのもおすすめです。また、財産整理や相続税の計算、介護費用のシミュレーションといった専門的な内容は、税理士や弁護士、行政書士、ファイナンシャルプランナーに相談することで安心して進められます。 あなたの大切な思いや情報を形にするために、専門家の力を借りながら効率よく進めてみませんか?当サービスでは、エンディングノート作成のお手伝いはもちろん、ライフプラン全般のサポートを行っています。お気軽にご相談ください!

介護認定と遺言書
相続・遺言・終活 · 2024/08/20
介護認定を受けたからといって遺言を書いてもムダではありません。介護認定は、介護の手間(認知症加算あり)の多寡です。遺言は介護の手間ではなく、遺言能力の有無になります。特に高齢者の場合は、認知症だからといって必ず遺言が無効になるわけではありません。遺言書には3種類ありますが、法律のプロである「公証人」の力を借りる「公正証書遺言」をおすすめします。なお、自筆証書遺言をどうしても利用したい人は、ごくごくシンプルな内容にすることや付言事項で財産の分配方法についてのい理由などを記載することをおすすめします。
公正証書遺言の手続きの流れや費用は?
相続・遺言・終活 · 2024/08/12
終活、必要性はわかっているが、まだまだ元気だから…なかなかすすまない人も多いのではないでしょうか。お盆で家族一同が集まる機会やご自身の健康不安などがあればすぐにでも始めたらどうでしょうか。そのうちの一つに遺言書があります。主な遺言には、費用があまりかからずに簡単な自筆証書遺言、一方、遺言したい内容を公証人に伝え、それを公証人が書面にしてくれる遺言で、不備による心配もなく、安全確実な遺言が作成できる公正証書遺言があります。ただし、手間がかかったり、費用がかかったります。せっかく作った遺言が無効になれば、作った意味がありませんので、そのようなリスクの少ない公正証書遺言がおすすめです。

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